バージニアとメリーランドにある文部科学省認定の日本語補習校

ワシントン日本語学校は、日本の文部科学省が認定する日本語補習校で、毎週土曜日に子どもたちが集まり、朝から晩まで日本語で国語、算数、社会、合科などを勉強しています。学期は日本に合わせて、4月から始まるため、現地校に行っている子どもたちは、現地校での学年がずれるようなことが起こります。ちなみに私の娘は7月生まれで現地校2年生、補習校1年生です。下の娘は2013年4月から補習校で日本語を学ばせたいと考えています。学校の体制としては、日本から派遣される校長先生、教頭先生のもと、現地で採用された先生方が教鞭をとっていらっしゃいます。幼稚部から高等部まであるこの日本語学校は、生徒数が600人を超え、生徒数も増加しているということです。ワシントンという土地柄もあり、広く生徒を集めるため、校舎はポトマック川を挟んだメリーランド側とバージニア側に分かれており、メリーランド校には幼稚部から高等部まで、バージニア側には幼稚部と小学部だけが設置されています。うちは、学校から西側に行ったレストンですので、バージニア側のいわゆるS校と呼ばれる校舎に通っています。中学部に行くとするとおそらくメリーランドの校舎まで通わないといけないので、今から考えるとちょっと頭がいたいですが、だいたい3年先のこともわからない生活をしているおで、今から色々考えるのはやめています。

うちの子は、昨年の9月から1年生に編入したので、ワシントン日本語学校の在籍は現在6ヶ月弱なので学校の詳しい歴史などについてはわからないのですが、とてもよく運営されている学校だと感じています。この学校は、正式には正式に登録されたNPOで、学校の全体の運営に関しては、保護者の中から選ばれる管理運営委員によって行われています。そのため、自ずと保護者の方々が学校の運営に関わることが多く、毎週土曜日の安全当番、図書係、教室当番を始め、あらゆる部分で保護者の方々が頑張って運営されています。日本から派遣される校長先生と教頭先生は、最長で3年滞在し、先生方の指導、監督に当たられています。給料は日本の文部科学省から支給されています。現地で採用された先生方、事務局などのスタッフの方々の給料は保護者が収める授業料などでカバーされています。

それぞれの校舎には、図書室が用意されていて、毎週土曜日になるとしまってある図書を図書の先生とボランティアの方々が運びだして、簡易の図書室を作ります。その蔵書はかなりのもので、うちの子供も毎週土曜日には本を3冊ほど抱えて帰ってきます。学校の中では日本語でしゃべることが推奨されており、元々日本で育った子供も多いので、概ね子どもたちの会話は日本語で行われていると思います。もちろん先生は日本語しか使いません。現在私の子供の通うS校の1年生は3クラス有り、うちの子供のクラスには18人ほどの生徒が学んでいます。うちの子供はしばらく日本語を喋っていなかったし、新しい学校ということでなれるのにしばらく時間がかかりましたが、いい友だちにも恵まれて今では楽しそうに土曜日学校にいくようになっています。授業が終わった夕方には、友だちと校庭に出て暗くなるぐらいまで遊ぶこともあり、日本語をしっかり学ばせたい親の方々にとっては無くてはならない学校だということができます。

基本的には、日本の子どもたちが1週間かけて学ぶことを1日の授業とホームワークによってカバーすることになっています。もちろん、日本にいる子どもたちと全く同じ程度に学ぶことは不可能でしょうが、1日の授業とホームワークだけでなんとか日本語の読み書きができるようになっていく娘の姿を見ると、十分効果が得られていると思います。ホームワークはまとまった量が出るので、少しサボるとあとで大変になりますが、毎日すこしずつやっていればそれほど大変ではないと思います。ただ、毎日すこしずつやることができない子供や両親共働きの場合はとても大変かもしれません。うちの場合は、私が今のところ在宅勤務なので、夕方にTVを見る前に毎日宿題をやらせるようにしています。うちの子はテレビが大好きなので、テレビをちらつかせると一生懸命宿題をしています。今のところはそれでいいのですが。。。

学校では色々なイベントがありますが、一番は秋に行われる運動会です。幼稚部から高等部までが参加する運動会には、うちの子も参加しましたが、とても良く組織化されたもので、子どもたちはとても楽しそうに競技に参加していたのが印象的でした。

月曜から金曜日の現地校に加え、土曜日も子供を学校に行かせるのはスケジュールの上でも体力的にもそれぞれの家族にとってとても大変なことだと思います。ほとんどの親の方々は何かしらのボランティアで学校をサポートしていることからも、それなりの覚悟を持って学校に通わせる必要があると思います。ただ、そのような時間と労力の投資は十分なものとして帰ってきていると感じています。これからの国際的な社会に生きる子どもたちにとって、2か国語を不自由なくしゃべることは必要不可欠でしょうし、その国の文化についても理解している必要があると思います。この学校で日本語を学んだ子どもたちが将来の日本と世界の架け橋になってくれることをいつも心から祈っています。そのために、私でできることがあればすこしずつやって行きたいと思っています。

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