3月17日にミネソタ州にあるメープルウッド州立公園に家族でハイキングに行って来ました。3月18日、晴れ、午前7時現在気温16度

メープルウッド州立公園、ミネソタ

ビーバーに切り倒された木の前で

以上に暖かい天気が続いています。といっても私たちはファーゴに引っ越してきてからまだ1年も立っていないので経験的なことではないのですが、話す人話す人みんながそう言っています。ファーゴといえばアメリカで一番寒いところ、というイメージがあるので、引っ越したあとも、お湯を空中に巻けばそのまま雪に結晶化してしまう程の寒さはいつ来るか、いつ来るかと待ち構えていたのですが、とうとう一度も経験ができませんでした。地元の人によるとおそらくあと2月は冬が続くということなのですが、やはり暖かくなり続けるのは確実なので、ファーゴ用にと買い込んだいわゆるトゥルーパーハットと言われる帽子を始めとした防寒着があまり活躍できませんでした。これは悔いが残ります。

といってもネガティブなことばかり入っていられないし、やはりいい天気は大歓迎なので、私の誕生日のお祝いを兼ねてミネソタ州のメープルウッド州立公園に家族でハイキングに行って来ました。

この州立公園で、ミネソタの州立公園は3つめになるのですが、ファーゴから1時間ほどのドライブで行けるこの公園は、ファーゴの自然好きの人たちの大切な場所になっています。今回も、近所の家族と連れ立って行くつもりだったのですが、友だちの娘のお腹の調子が悪く、直前のキャンセルだったので私達家族4人のハイキングになりました。

この公園は、ファーゴの南東部に位置し、地形的にはとてもミネソタらしい公園です。というのも、ファーゴは氷河期の最後に巨大な氷河湖があった場所に位置するため、湖の堆積物が作る、異常に平らな地形で有名で、その中を通り抜けるレッドリバーのなにちなんで、いわゆるレッドリバーバレーと呼ばれる地域に属しています。ところが、ミネソタ側はファーゴから少し東に移ると、むしろ氷河の進退の影響を直接受けた穴ぼこだらけの地形が広がり、そのため10,000の湖の州と呼ばれるほど多くの湖が形成されています。メープルウッド州立公園もそのような湖と、氷河の堆積物でできたローリンヒルと呼ばれる、どこまでもなだらかにうねる地形の中に位置します。

植生はほぼ100%落葉広葉樹で、じっくり木の種類を見てこなかったのでどのような木が多かったのかはわかりませんが、おそらくオークだったと思います。いまは、雪解けが終わったばかりだったので、もちろん木々の葉はまだ芽吹いてなく、草原の枯れた色が一面に広がっていて、その中に広がる湖には、カナディアンギースやレッドウィングブラックバードなどが見受けられました。その中のハイライトは、20羽ほど列をなして歩いていたワイルドターキーの群れでした。私はワイルドターキーを見たことがなかったので、子供から双眼鏡を奪って、興奮してターキーをしばらく眺めていましたが、長女の見るチャンスを奪ってしまったようで、彼女を大変怒らせてしまいました。

ハイキングの方は4歳になる娘が、まだあまり長いハイキングに耐えられるほどの体力が無いので、比較的短いループを2つほど歩いてきました。日本の山とは違い、とてもゆるやかな上りで、長女の方はらくらく全行程を楽しそうにこなしていました。天気も、途中一部曇りがあったのですが、ほとんどTシャツだけで大丈夫なほど温かい一日でした。それでも、湖の殆どはまだまだ厚い氷で覆われていたので、昼ごはんを食べた湖の畔のピクニックエリアには、凍った湖で冷やされた風と湿ったもやが結構強く吹きつけていました。

ハイキングの途中では、ビーバーが切り倒した木を眺めたり、コヨーテの糞を見つけて分解してみたり、ハクトウワシを見つけたりとかなり充実した誕生日のハイキングでした。今年最初のハイキングが大成功だったので、また天気が許せば毎週でもミネソタとノースダコタの公園を練り歩きたいと思った温かい3月の一日でした。

場所:ミネソタ州、メープルウッド州立公園

View Larger Map

ブログ:ファーゴな毎日

ドキュメントアクション